ゾッとして。

日常でちょっと、ゾッとしたおはなし。

こわいはなし。朝の駅にて。




社会人なりたて。



まだ車の免許も持っていない頃の話である。









バスに乗って



駅まで行って



駅の裏まで歩いて、



そっからまたバス。。










朝の通勤ラッシュはキツイ。












ラッシュはほぼ駅前に向かって人が歩いてくるので



わたしはその波に逆らわなければならないのだ。














「あー、もうっ……」













とにかく端を歩く。




狭い……。











油断したら人にぶつかって転んで、



踏み潰されてしまうだろう。













「はよ車の免許とろ……。」














必死に駅裏方面まで歩く。














そうこうしていると、



ぽっかりと空間が出来た。














「……?」














こんな混雑時に、



こんな広い空間がわざわざ出来る事なんてあるか??












不思議に思い



ふっと顔を上げ、



そちらを伺った。















「…っっ!!!!!!」















見てはいけない!!!!!!
  


と、



本能で思った。















真っ黒い
 





影が














女の人のカタチをした





影が















歩いていたのだ。










  



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皆気付いていない……?







無意識で避けて歩いている。












無意識でそちらに近寄ってはいけない、








本能で避けている……?

















気付いたことに





気付かれたら





絶対やばいやつ。

















必死に駅裏に抜けて





バスに飛び乗り、





無事に出勤をした。


















帰りじゃなくて






良かったね。














付いてこなくて?



……




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